
君が幸せならそれでいい
第1章 出会い
君との出会いは高2の春
春の暖かな風が
桜の花びらと一緒に
舞っている
俺の名前は 松井陸。
勉強もスポーツも
人並みにできる
いたって普通の高2男子。
ただ俺は‥
「なぁ、陸~」
「なんだよ。」
「今日は昼飯隣のクラスでたべよ-ぜ。」
「なんで?」
「ほら、今日来たばっかりの転校生の女子!みたいじゃん!」
「あぁ、でも俺別に興味ねーし」
「1人じゃ不自然だろ!うわさではめちゃくちゃかわいいらしいぜ」
「‥ったく‥しゃ-ね-なぁ」
「よっしゃ!陸、さんきゅ!」
そう、俺は
女に興味がなかった。
