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デュラス「この女が死んでもいいのか？」



ガストン「それは貴様の判断だ！今は私の判断だ！」



ガストンはセイントアックスで必殺技を発動する



ガチャン



ガストン『ガストンセイントブレイカー』



強烈な横振りの攻撃をデュラスに直撃したが何とデュラスの身体だけ直撃してクロバスの身体は無傷、更にクロバスと身体が離れた事により、液状化した



デュラス「この身体では何も出来ん、早く他の身体に」



しかしデュラスの前にガストンが立ちはだかる



デュラス「この俺が悪かった、見逃してくれ」



ガストン「この私が安々と敵を目の前にして逃がすと思うか？」



デュラス「くっ！」



しかし気絶していたクロバスは目が覚めた



クロバス「ガストン副団長！待って下さい」



ガストン「無事だったか！今からこの元凶を消す所だ！」



クロバス「待って下さい、このまま逃してあげて下さい」



ガストン「団長！何を言い出すのですか？コイツはお前の身体を使っていたのだぞ！」



クロバス「だがこのデュラスは二度悪さをしないと約束した」



デュラス「えっ？」




ガストン「しかし次何かあった時は」



クロバス「私が責任を持って全力で倒します」



ガストン「……分かったよ！団長がそこまで言うなら」



デュラス「何故敵である私を助けた」



クロバス「今は時間がないわ、さぁ早く行って」



デュラス「……ありがとうよ！」



デュラスは細い隙間から出て行く



ガストン「………」





こうして聖領土は二度と闇領土に支配されず平和な日が返ったのであった




終わり