テキストサイズ

あたしは誰のもの?

第13章 裏切りと幸せ




「いなく・・・・なるって・・・・?」

「・・・実はね・・うち、カナダに行きたいんだよ」


カ、カナダ?

「カナダにはね、うちのとっても大切な人が住んでるの」

「・・・」

「恋人なんだけどさ・・・」

「その人と一緒になるため・・?」


うん、と千紗は答えた


「・・・いつ・・・・・?」

「そうだねー・・・冷華や哉夜、琉星に千草・・・全員を納得させたら行くつもり」

え!?
じ、じゃあ・・・もし納得してしまったら千紗は行ってしまうの?


「そ、そんな・・・」

「うちな、もしうちがいなくなったらQUEENもいなくなる。だから冷華にQUEENになってほしいんだ」


千紗の顔は本気だった


 

ストーリーメニュー

TOPTOPへ