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あたしは誰のもの?

第13章 裏切りと幸せ




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「きゃー!!あれも可愛い、これも可愛い」

はしゃいで暴れる千紗のあとを懸命に追う冷華


僕らはただすることもなく後ろでダラダラ着いていく



「ちょっと!遅いッ早くして」

そんなことを言われても
特に急ぐことはしなかった


「あー千紗の買い物てめんどくせーんだよな」


琉星が僕のとなりで愚痴る
「うん」

僕はそれに同意


「お前ら、千紗の言うぞ」

哉夜がそういう

「さらにめんどくせぇことになるからやめてくれ」

琉星はそう言った


 

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