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あたしは誰のもの?

第13章 裏切りと幸せ


「じゃ、ばいばい」

ホテルを出てすぐに別れようとした

「え・・・あ、うん・・バイバイ」


僕が家まで送る、とか
想像してたのかな?


冷華は寂しそうな顔をしていた

でも僕はそれよりも早く"これ"を売りたかった


あの時は・・・
金のことしか頭になかった


  

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