テキストサイズ

ブルースカイ

第4章 友華

正直、恋愛らしい恋愛に対して経験のなさから、付き合う前から、自信がなかった。だからこそ、去ってくれるのを期待していた。





ただ、当時の俺は友華といると気を遣わなくてすむため、実際付き合ってみないとわからないから、付き合ってみるか、という矛盾した気持ちもあった。





つまり、付き合いたい気持ちと、付き合いたくない気持ちが共存し、すごく中途半端な気持ちで、俺の方も友華と同じ、遊び感覚だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ