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ブルースカイ

第3章 チャラ男

バシャーン!





音がしたら、近くにアホ、じゃなくて、フミの顔があった。フミは濡れた髪を右手でかき上げながら、笑顔で言った。





「コウも来たらええやん♪」





「このアホ、言うに事欠いて、何言いくさる。アホ面の浮きが2つならんで・・・。」





コウはここまで言うと、気付いて、あわてて聞いた。





「そういえば、フミ、携帯は?」





「魚の餌になってるかもやわ♪」





俺は笑って言った。





「俺、コウに預けたから、大丈夫やねんもん♪」

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