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恋愛トラウマ。

第6章 もう一人の転校生。




…だって、もしうまくいけば翔也とコイツが付き合うってことでしょ?



絶対、絶対、ぜーったい嫌!



「ねぇ、協力してくれるよね?…してくれないとパパに言っちゃうよ…?」


モヤモヤしているあたしの頭の中を麗奈の言葉が遮った。




麗奈のお父さんは、ここら辺では有名の会社の社長さんらしく、そこそこの権力を持ってるって聞いた。


敵にまわすと、何をしでかすかわからない。



……厄介なやつめ…。

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