
御曹司と護衛女子
第5章 守るべき者!!
そして、ショーと龍崎が現れた。
『礼二くんっ!!!
大丈夫?』
『ったく、金持ちも何だかんだで
見えない痛みを持ってたんだな………』
竜崎とショーは礼二を運んだ
『あっ、
あり………がっ………とっ……!!!』
『礼を言うなら
治ったあとでも遅くねぇよ!!』
『礼二くんは僕たちが
親友になってあげるから!!
お金持ちだろうが関係ないからっ!!』
(ウッ………、
ウウッ……………!!!)
『貴様っさっきの生意気小僧……、』
『悪いけど俺は
胸くそイライラしてるんだっ!!』
『それは、こっちの台詞だ!!
俺がどんだけお前にムカついて………
……………………!!!!!!!』
結城は強烈な蹴りを腹に命中させ、
相手の首回りをつかみ、
膝でアゴを当てたっ
『グアッ…………!!!!』
結城の凄い格闘センスを見た
三人は非常に驚愕をした………
『アイツ、あの鬼瓦を一方的に……、』
『友達のために、本気で
戦ってるんだ…………!!!』
(親父がアイツに頼んだ理由
何となくだが、
わかってきた気がする…………、)
鬼瓦は結城に一切攻撃できず
むしろ、やられる一方だった。
結城は大きくジャンプをして、
鬼瓦の首に回し蹴りを決めたっ!!
バギッッッ!!!!
鬼瓦は完全に倒れて、
動けなくなった。
