
御曹司と護衛女子
第5章 守るべき者!!
その頃、
礼二は、ムシャクシャ
したまま、廊下を歩き、帰ろうとしていた。
今日はちっとも面白くねぇ
何で俺が女に守られなきゃ
いけねぇんだ!!
すると、
誰かから声をかけられた
『おいっ!
小僧っ、!!』
『誰だっ!!
てめぇはっ、』
あれは、確か
渚高校の皆が恐れてる
鬼瓦源次郎
『お前は、確か
二階堂財閥の御曹司
礼二くんかな?
悪いけど俺、
今お金が欲しいんだ!!
飛びっきりなぁ、』
礼二は逆らったら、
ヤバイと判断し、財布から
一万円のお札を出した、
だが、渡した途端
突然俺の顔をぶん殴ってきた
俺は倒れこんだ!!
その痛みはあまりに強くて
立っていられないくらいだった。
『何すんだよっ!!!!
金は払っただろう!?』
『金持ちの考えそうなことだっ、
俺はなめられるのが
一番嫌いなんだよっ!!
それに、
今日の俺は不機嫌なんでね
悪いが憂さ晴らしに
お前をサンドバックに
さしてもらうぜっ!!!』
鬼瓦は礼二の腹に
強烈なパンチを与え、
『グハッ………、』
礼二は吐血をしてしまった。
