御曹司と護衛女子
第5章 守るべき者!!
だが、謝って済むことはなく、
怒りは沈まなかった。
『謝って済むなら………、
警察なんか要らねぇんだよっ!!』
上級生の男は、
結城の顔に近づきにらみ始めたっ
結城はイラッときて、
罵声を飛ばした。
『顔キモいんだよっ!!
とっとと離れやがれっ、』
『…………!!!!』
『……………貴様ぁっ、
覚悟は出来てるのか?』
ボキバキッ…………、
『そこで何をしてるのっ!!』
この覇気のある声は、
担任の先生の妃先生だった。
『チッ、今度会ったら、
ただじゃおかねえからな、』
上級生の男は捨て台詞を吐き
去っていった。
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