
恋について
第13章 幸せって
彼には、
何人もの女の人がいました。
夜家につれこんでは
遊んでヤって。
嫌いになろうとしました。
無理でした。
好きだからです。
好きだからです。
家にいくたび
増えている、女物のアクセサリー。
でも、彼はあたしに
決してそんなことはしませんでした。
初キスも、付き合ってから3ヶ月後とか
いたって普通。
そんな彼の面だけ見てると、
女遊びしているとは
思えないのです。
でも、増えていく証拠の品々。
別れればいいんですよね、
わかってるんですよ、
わかってるんですよ。
でも、好きだった。
どんな、裏切りにも耐えました。
家にいったら、
女とお楽しみ中。
ということもありました。
でも、耐えました。
