
恋について
第13章 幸せって
あたしにとって
幸せとは
こわいもの
です。
常に、
幸せを恐れて
幸せから逃げて
幸せを遠ざけて
なーんて。
そんな女の子
世の中にはたくさんいると思うんです。
幸せを
掴んだときは、
幸せだと感じますが
常にある幸せというのは
【灯台もと暗し】
あるか、ないか
わからないものなのです。
幸せな時
その幸せに気づかなくて、
無くした時
その幸せの大切さに
気づくのです。
そのときの
絶望感
喪失感
空虚感
といったら………
恐怖そのものですね。
知っている人こそ
知り得る経験です。
