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それでも恋するドM娘

第1章 授業中のオナニー

『声、出ちゃいそおっ……』

快楽の度合いが強くなり、声を抑えるのにはかなりの忍耐が必要な状況となってきた。



毎晩のように弄っているクリトリスの皮は簡単にくりゅんと剥け、薄ピンク色した突端が顔を出す。



もはや堪えるのに精一杯な千紗は、文字を書く手には異常な力が入る。


ノートには不自然に歪んだ、筆圧の強い文字が刻まれていた。

ローマ帝国の進軍も、歴代の賢帝の名前ももはや意味をなした言葉として聞こえていない。



スカートの下では膝を合わせて、太ももを擦り合わせていた。



『くちゅくちゅって音が隣の人に聞こえちゃってるかもっ……どうしようっ……』


しかしそれは千紗が自分で意識するよりはるかに小さな音で、すっかり寝入ってしまっている隣の男子に聞こえるはずもなかった。

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