君がくれたぬくもり
第20章 約束
ぴちゃっぴちゃっ…と思わず耳をふさぎたくなるほどのいやらしい音が響く。
恥ずかしかったけど、陽菜はされるがままに感じてた。
「んんっ…もうイク……」
「……イけ…」
「あぁっ……」
ビクンビクンッ!!と弓形に反る。
陽菜がイクと、岳はズボンを脱ぐ。
そして陽菜の両脚を担ぐように肩に乗せ、そのまま陽菜の中に入ってきた。
「あぁぁっ…」
「……っ陽菜…」
岳は陽菜にキスをすると、激しく突き出した。
「あっ…あっ…んんっ……」
「…陽菜……愛してる…っ」
「……っ!!」
陽菜は驚き目を見開いた。
岳が……
泣いてる……。
「岳……っ…陽菜もだよ…」
「ずっと……ずっとこのままでいてぇよ……陽菜……陽……菜……ッ…」
何でこんなにもお互いを求めているのに離れなきゃいけないんだろう…?
神様はどこまでも陽菜に意地悪なんだ…
どうして幸せにさせてくれないの?
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