みえない鎖
第11章 素の相手
昨日会った時“知りたければ、俺と会えばいい”といって、それ以上は教えてくれなかったけど。
昨日と今日ではアキの雰囲気が違う気がして、もしかしたら・・・と淡い期待を抱く。
「あぁ。というか勝手にしゃべる。聞きたい事はその後聞いて」
運転しながら、アキは話してくれた。
藤堂彰人(とうどうあきと)。年は23。
私でも知ってる有名な大学の4年。
実家は近いけど、1人暮らし。
お兄さんがいて、時々仕事の手伝いに駆り出されるそう。
「ラブホテルで電話があっただろ。アレ兄貴から」
ラブホテルでの電話・・・で思い出すのは、
・・・焦らしに焦らされたあの時。
顔が火照るのが・・・解る。
昨日と今日ではアキの雰囲気が違う気がして、もしかしたら・・・と淡い期待を抱く。
「あぁ。というか勝手にしゃべる。聞きたい事はその後聞いて」
運転しながら、アキは話してくれた。
藤堂彰人(とうどうあきと)。年は23。
私でも知ってる有名な大学の4年。
実家は近いけど、1人暮らし。
お兄さんがいて、時々仕事の手伝いに駆り出されるそう。
「ラブホテルで電話があっただろ。アレ兄貴から」
ラブホテルでの電話・・・で思い出すのは、
・・・焦らしに焦らされたあの時。
顔が火照るのが・・・解る。
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