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用意周到すぎるアキ。
同棲出来るのは嬉しくない訳じゃない。むしろ嬉しい・・・けど、

ここでしっくりこない気持ちを持つのは失礼なことだろうか。アキに対して。

アキと会って、初めて抱いた不満？みたいなもやもやする気持ち・・・な気がする。

「こっそり同棲でも俺は別にいいけど、バレタ時困るしな。ここは腹を括るか、と・・・ん？」

アキの視線が顔で止まる。

「・・・どこが不満？」

・・・ばっちり顔に出ていたらしい。

「言えよ」

「・・・いい」

「ほら、言えって」

責めてる様子はない。淡々とした口調で、促されてる・・・けど、

抱き合ったままじりじりと押されて後ろに下がっていき、気が付けばポスンッとベッドに押し倒された状態。