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「・・はぁぁっ」

一つ大きく息を吐くと、そのまま覆いかぶさってきた。
疲れたけど、意識が飛ばなかったので、覆いかぶさってきたアキに軽く腕を回す。

しばらく沈黙が続いたのち・・・。

「・・・・・・悪い、余裕無くなった」

「余裕、なかったの？」

アキは余裕だった気がしていた。だって散々私を翻弄して、アレまで舐めさせるくらいだし・・・。

「瑠璃、お前絶対に他の男にその
・・・・・・」

アキの声は私に覆いかぶさっているせいか、若干籠ってる。

「何？」

「よそ見するなよ」

・・・どちらかというと、よそ見を心配するのは私だと思うけど。