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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

「レオ・・・・・。」
辺りはすっかり暗くなって、自転車のライトだけが頼りだ。


春とはいえ、日が落ちると肌寒い。




レオは立ち止まり、右手を私に差し出す。




「ユズ。 僕の彼女になってクダサイ。」


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