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「 Te amo。」

第14章 卒業式。

あ、裕貴くん。
「もしもし、裕貴くん?」


賑やか過ぎて全然聞こえないや(汗)

「ごめん裕貴くん、ちょっと移動するからっ。」
席を立とうとした時、


グッ
渉が今度はケータイを持ってる方の腕を引っ張るのでよけい聞こえない。


「ちょっ・・! 離してよっ。」
小声で伝えるも離そうとしない。


「ごっごめん裕貴くん! かけ直すね! じゃっ!」
何とか耳を近付け裕貴くんの返事も待たず切った。



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