テキストサイズ

「 Te amo。」

第12章 バレンタイン。 ーそれぞれの想いー

私たちはカフェの前で蒼たちと別れた。


仲良く手をつないで歩いていく蒼とささやん。
蒼たちはこの後デート。

私たちは駅のホームで電車が来るのを待っていた。


「ユズこれからどうする?」

「んーどうしよっか。 ・・・あ! うち来る? 今日夜に近くの温泉行くんだけど・・・ってレオ温泉嫌いだよね?」


外国人のレオは大浴場を経験したことがない。
この間の修学旅行で初めて経験し、かなり戸惑ったらしい。


レオは少し考えてから、ニコッと笑った。

「ユズと一緒ならなんでも楽しいかな。」

「えっ ・・・一緒にって・・・////// え!?いや、レオあのさ、・・・え・・」

「ジョークだよ(笑) オンセンは男と女は別々デショ?」

バシッ


ハハハッと笑うレオを思いっきり叩く。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ