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「 Te amo。」

第11章 友達。

【柚子】

うちのお風呂は2階にある。

お風呂に入りに2階に行ったっきり2時間も降りてこない私の様子をお母さんが見にきた。



母「柚子?・・・どうしたの?」

泣いてる私に、優しく声を掛けてくれる。

それだけで、また涙が溢れた。


柚子「うっ、グスッ、あのっヒック」

母「うん。」

お母さんは私が落ち着くのを何も言わずに待ってくれた。



泣きながら喋る私の話を、お母さんは「うん。 うん。 そっか・・。」とずっと聞いてくれていた。

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