無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

トランプは四組使用して行われる。

つまり一番よいカードである１は十六枚ある計算となる。

一番多い10は10,J,Q,K合わせて64枚ある計算となる。

ディーラーの手札は一枚オープンし、二枚目は伏せられる。


すべてのプレイヤーのターンが終わってから、二枚目はオープンされる。


ちなみにディーラーは合計数が17以下の場合は絶対に一枚引かなくてはならない。


16である場合は5より小さい数字を引かなくては21をオーバーしてしまうこととなる。

逆に17以上の場合は一枚も引いてはいけない。

つまりはディーラーのオープンの一枚が何であるかがプレイヤーの最大の判断材料となる。



ディーラーを勤めるのはもちろんレフリーであるライオンだった。

ライオンはトランプをいくつかの束に分け、それらを丁寧にシャッフルしていく。

シャッフルした束を重ねてまたシャッフルをし、インチキなどないように何度も何度もシャッフルを繰り返す。