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君が欲しい

第37章 僕の告白

真緒が傍にいてくれた時は、
本当に真緒しか見えなかった。


俺がキスしたのは雰囲気じゃなくて、
本当に真緒が好きだったからだ。


だから何度も言おうと思ったよ。


でも今年になって、歯車が狂いだした。


酒は飲まされるし、目が覚めたら知らない女が横にいたし、
莉緒にも迫られるしね…


莉緒とは本当に何もなかった。


でもあの時真緒が来なかったら、どうなってたか分からない。


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