テキストサイズ

君が欲しい

第15章 初ライブ

親父は一足先に帰ったようだ。


「帰ろうか」


「うん」


僕は帰り支度を始めた。


「潤平帰るの?打ち上げ行こうよ」


莉緒が引き留めた。

「また、来週。今日は帰ります」


「え~残念」


莉緒はガッカリした顔をした。


「彼女と居たいもんな」


慶友さんがニヤニヤと言った。


「ははは…」


笑ってごまかした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ