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るりなはホッとして さっきまでのおかしなマッサージのことなど考えることをやめた


「るりなさん、さっきのマッサージですがマッサージ中ビデオを撮っておいたんです。」


えっ…

「先ほどお手洗いに行かれてるときに確認したのですが、マッサージ中るりなさんが少し腰を動かしていたのが気になりまして。どうかされてたんですか？」


なっ！ ビデオ！？

そんなの撮られてたなんて…

“感じちゃってアソコが疼いていました”


なんて 絶対言えないっ！


「どうしたんですか？ 言えないんですか？」


るりなは何も言えずにうつむく

どうしよう…


ハァー…


桜庭は溜め息をついた


「仕方ありませんね」