
刑事とJK‡番外編‡
第22章 刑事とBG
「死んでる…」
まさか…依頼人が殺されてしまうだなんて…
祐司は団蔵に手を伸ばそうとした
「触んな」
その声で、後ろを振り向いた
入口に立っていたのは、受付で目が合った男…斉藤だった
「一般人は入らないで下さい」
祐司は出て行くよう促したが、斉藤はお構いなしに部屋に入ってきた
「ちょっ…」
「オレは"こっち"専門なもんで」
斉藤が懐から取り出したものは、刑事手帳だった
「刑事?」
「そういうこった、まあボディーガードは下がっとけ」
斉藤のこの態度に、祐司は少し苛立ちを覚えた
「…刑事ですか。でもこの家の警備を任されたのは俺らですから」
「はあ?
警備してたくせにじいさん死なせてんじゃねぇよ」
「あなたはあくまで招待客だ。部屋から出てください」
「んだとてめぇ!!」
火花が飛び散り、斉藤は今にも手が出そうな状態だった
祐司も面には出してなかったが、戦闘体勢はばっちり取っていた
幸か不幸か、廊下から声が聞こえてきた
『斉藤ー、何やってんのよお!!?』
「祐司!!何があったんだ!?」
ドカッ
駆けてきたゆうひと護は、入口の前で正面衝突した
「いってぇ~」
『痛ぁ…』
二人は床の上でこけたまま打撲箇所をさすった
祐司はそっちへ駆けより、ゆうひの手を取って立たせた
「大丈夫ですか?」
『え、あ…はい///』
自分が出遅れたことに気がつき、斉藤は急いでゆうひを祐司から引き離した
「さ、触んじゃねぇよ、キザ野郎!!
下心見え見えなんだよ!!」
「は?」
もちろん祐司に下心なんてかけらもない
よかれと思って取った行動だ
『斉藤!!あんた超失礼なんだから!!』
ゆうひに叱られ、首を引っ込める斉藤
「だってこいつ…」
『言い訳しない!!』
「…(尻に敷かれてんだな…)」
まさか…依頼人が殺されてしまうだなんて…
祐司は団蔵に手を伸ばそうとした
「触んな」
その声で、後ろを振り向いた
入口に立っていたのは、受付で目が合った男…斉藤だった
「一般人は入らないで下さい」
祐司は出て行くよう促したが、斉藤はお構いなしに部屋に入ってきた
「ちょっ…」
「オレは"こっち"専門なもんで」
斉藤が懐から取り出したものは、刑事手帳だった
「刑事?」
「そういうこった、まあボディーガードは下がっとけ」
斉藤のこの態度に、祐司は少し苛立ちを覚えた
「…刑事ですか。でもこの家の警備を任されたのは俺らですから」
「はあ?
警備してたくせにじいさん死なせてんじゃねぇよ」
「あなたはあくまで招待客だ。部屋から出てください」
「んだとてめぇ!!」
火花が飛び散り、斉藤は今にも手が出そうな状態だった
祐司も面には出してなかったが、戦闘体勢はばっちり取っていた
幸か不幸か、廊下から声が聞こえてきた
『斉藤ー、何やってんのよお!!?』
「祐司!!何があったんだ!?」
ドカッ
駆けてきたゆうひと護は、入口の前で正面衝突した
「いってぇ~」
『痛ぁ…』
二人は床の上でこけたまま打撲箇所をさすった
祐司はそっちへ駆けより、ゆうひの手を取って立たせた
「大丈夫ですか?」
『え、あ…はい///』
自分が出遅れたことに気がつき、斉藤は急いでゆうひを祐司から引き離した
「さ、触んじゃねぇよ、キザ野郎!!
下心見え見えなんだよ!!」
「は?」
もちろん祐司に下心なんてかけらもない
よかれと思って取った行動だ
『斉藤!!あんた超失礼なんだから!!』
ゆうひに叱られ、首を引っ込める斉藤
「だってこいつ…」
『言い訳しない!!』
「…(尻に敷かれてんだな…)」
