刑事とJK~続編~
第15章 すれ違い
「今…小泉がどこにいるか知ってるか?」
『…それは知らないよ…』
「ほんとか?」
…斉藤
あたしを
疑ってる…
『知らないものは知らないもん!!』
やだ
この空気…ほんとやだ…
気分…悪い
気持ち…悪…
『うぷっ』
ゆうひは手で口を押さえた
「ゆうひ…!?」
台所に駆けて行き
吐いた
『げぇっ、うえっ…』
涙で視界がぼやける
「…」
斉藤はゆうひの背中をさすってやった
『ごめんね…斉藤…ごめ…』
ゆうひは斉藤の腕を掴んだ
あたしはどうしたら…
いいんだろう…
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