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裏・恋のハードル高し!!

第11章 始動

何となく青山さんの緊張が伝わって来た頃、本題に入ろうと言葉にする。



「泣いてたね。」



苦笑しながら片思いだったと打ち明けられた。
その相手が気になって尋ねると、加藤くんではないと言っていた。


一安心。


と、言うよりも…何だか複雑だった。


でも…
これはチャンス。



「俺と付き合わない?」


傷心に付け込むのは男としてどうかと思うけど、失恋を癒すのは新しい恋って言うし。

それに…
初めから告るつもりだったから。

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