お告げ~INシンガポール~
第20章 波の音、水の音、人の声
麻央が大広場に着いたとき、既に50分になっていた。
今からみんなを呼んでも間に合わない…
麻央は梨絵を探した。
彼女だけが頼りだ。
しかし、入り組んだ作りになっているためすぐに見つけるのは不可能だった。
「梨絵!!」
麻央は叫んだが、返事はない。周りの音にかき消されたのかもしれない。
麻央は走り出した。
梨絵を探さなくては。
その時、何かにぶつかった。
「…麻央?何でここ…」「携帯貸して!!」
勝也が右手に持っていた携帯を奪うように引き抜くと、大広場に集まるように一斉送信した。
「ここが答えの場所かもしれない。探して!!」
今からみんなを呼んでも間に合わない…
麻央は梨絵を探した。
彼女だけが頼りだ。
しかし、入り組んだ作りになっているためすぐに見つけるのは不可能だった。
「梨絵!!」
麻央は叫んだが、返事はない。周りの音にかき消されたのかもしれない。
麻央は走り出した。
梨絵を探さなくては。
その時、何かにぶつかった。
「…麻央?何でここ…」「携帯貸して!!」
勝也が右手に持っていた携帯を奪うように引き抜くと、大広場に集まるように一斉送信した。
「ここが答えの場所かもしれない。探して!!」
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