
これが私の仕事
第5章 第四夜
はぁ…少しでも手がかりがあれば…少しは変わるんだろうな。手がかりを見つけるために自縛霊と関わるようになった。そして、たまにクロみたいな浮遊霊からも情報を集める。そんな事をし続けかれこれ02年はたった。が、情報は全く集まらない。
私『仕方ない……か…』そう、仕方ないことなのだ。皆、記憶が曖昧だったり、火事以前に死んだりしているから情報が集まらないのだ。望月が珍しい一例なのだ。望月は確かに「火事はあった」と言っていた。しかし、「死者がいたのは知らない」と言った。本当は誰も死んでない??あの記憶は嘘??でも…私自分の腕を見る。私の腕にはやけどの跡がある。だから、私が火事に巻き込まれたのは事実。
私『せっかく助けてもらったのに……』以前も言ったと思うが、私の死因は火事ではなく、交通事故。酔っ払いのやつに引かれたらしい。らしいと言うのは死んで死に神になってから聞いたから。私は死因も覚えてない。しかも事故にあったのが火事事件から半年経つか経たないかの時。
『せっかく助けてもらった命。なのに、なぜ私は死んだの??違う、なぜ私は殺されたの??』そんな気持ちが渦巻く。私の後悔がこれ。そして、私の恨み。
死んでもう05年。未だ情報は0。後悔も恨みも残ったまま。いつか、私も後悔や恨みに喰われて蓮さんみたいになってしまうのだろうか。
私『あぁ……此処にいるとおかしくなる。よし。退散だ。』此処にいると、どうしても考え込んじゃうんだよなぁ。
私は後ろを振り返り公園へ戻ろうと一歩を踏み出した。
私『仕方ない……か…』そう、仕方ないことなのだ。皆、記憶が曖昧だったり、火事以前に死んだりしているから情報が集まらないのだ。望月が珍しい一例なのだ。望月は確かに「火事はあった」と言っていた。しかし、「死者がいたのは知らない」と言った。本当は誰も死んでない??あの記憶は嘘??でも…私自分の腕を見る。私の腕にはやけどの跡がある。だから、私が火事に巻き込まれたのは事実。
私『せっかく助けてもらったのに……』以前も言ったと思うが、私の死因は火事ではなく、交通事故。酔っ払いのやつに引かれたらしい。らしいと言うのは死んで死に神になってから聞いたから。私は死因も覚えてない。しかも事故にあったのが火事事件から半年経つか経たないかの時。
『せっかく助けてもらった命。なのに、なぜ私は死んだの??違う、なぜ私は殺されたの??』そんな気持ちが渦巻く。私の後悔がこれ。そして、私の恨み。
死んでもう05年。未だ情報は0。後悔も恨みも残ったまま。いつか、私も後悔や恨みに喰われて蓮さんみたいになってしまうのだろうか。
私『あぁ……此処にいるとおかしくなる。よし。退散だ。』此処にいると、どうしても考え込んじゃうんだよなぁ。
私は後ろを振り返り公園へ戻ろうと一歩を踏み出した。
