テキストサイズ

これが私の仕事

第4章 第三夜

仕方ないから、適当に歩くことにした。
病院、大通り、廃墟…
全部空振り。
自然と言葉数もへる私達。
流歌も疲れが溜まってきてるみたいだ。
流「姉さん…毎回こんな感じなんですか??」
私『そうだよ。』
流「疲れません??」
私『疲れる。』
流「ですよね…」
私『うん…』
また無言に……
歩く私達。
マンション街に近づいたとき、何かを感じた。
流「なんか感じません??」
流歌も感じるらしい。
私『お兄さんかな。』
流「多分…」
自然と忍び足に…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ