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極上年下彼氏

第51章 出発

「私もだよ…」


理人の目を見たら、吸い込まれそうになった。


私達はどちらともなく唇を寄せていた。


新緑の香りが甘い時間の記憶に塗り替えられた瞬間だった。


少し二人で歩いてからまた、車に戻った。


「もう少しだから」


「うん」


理人はサングラスをかけてエンジンを掛けた。


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