無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　口の中には、自然と唾液が溢れてくる。唾液は晃の指を伝わり、晃がそれをくねらす度に卑猥な水音を立てた。


「……っ」


　その時、ふいに晃の手の動きが止まった。布越しに触っているだけだったそれが、キュロットの中に伸びてきたのだ。

　一見するとミニスカートに見えるそれ。フリルがふんだんにあしらえられているけれど、中のキュロットは思いのほか肌にぴったりィットしていて、隙間から手を入れても愛撫はしづらい。


「メイド服、見てる分には可愛いけど、エッチの時は不便だな。いっそ脱がしたくなる」

「ふぅう……っ」


　それこそ冗談じゃない。

　宵はいっきに青ざめた。晃は面白がるように、宵のそこを弄ぶ。もちろん直にだ。


「見た目は女の子なのにツいてるって、なんかエロいね。こういうの、なんて言うんだっけ？」


　晃の声には面白がっているようなふしがあったが、宵にはそれに応えられるだけの余裕がない。

　晃からの愛撫は止まらず、窮屈なキュロットの中で器用にそこを刺激しつづけている。

　指の先で先端や茎の部分をしごかれ、もどかしさについ腰が揺れてしまう。