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先生とアイツ

第34章 *ごめんね。……ありがとう

私は鏡の前に立って

手にはカミソリを手にしていた。


すぅっ……


私は一回だけ、深い深呼吸をした。


そして……

ゆっくり、ゆっくり、カミソリを手首に持って行く。


『怖い?』

「ううん。怖くない。」


頭の中で繰り返した。


怖くない。怖くない。

そしてー………………

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