歪んだ愛は狂気に満ちて
第1章 【塗装工の職人に真っ昼間から犯され続ける人妻】
彼はそれだけ言って仕事に戻ってしまった
やっぱり見られてた……
あの人影……彼だったのね
手が止まってたもの
きっと私を見てるって思ってた
硬くなった?
それともこんなオバサン、見たくなかったかな
呆れてのあのセリフかも知れない
その次の日も、その次の日も
私は窓に向かって玩具オナニーをしていた
勿論、レースカーテンのみ
小窓を開けているから玩具の音は聞こえていると
思います
今日も見に来るかしら…と思っていたら
窓にナイロンのビニールを固定して貼られ
部屋からは外が見れない状態になっていた
あら、残念……
でもね、ちょうど私の階を塗装しているから
人影は見えるのよね
あ……来てる、でも見てくれないよね
それなら興奮しないや、とまで思うようにもなり
おあずけ期間となった
家事をしていたらインターホンが鳴り
ドアを開けると、なんとあの青年、
覗いていた職人さん本人だった
え……仕事中じゃ?
「すみません、中入らせてもらって良いですか?出来れば親方に見つかりたくないんで」
そう言われて咄嗟に入れてしまったのが間違い
彼自身が鍵を掛けたのでおかしいと思った
「今日からこの階なんで封鎖されてるでしょ?だから見れないな、と思って」
「え……?」
「今日はもうシたんですか?オナニー」
固まる私にクスッと笑って
「大胆でエロい人妻さんじゃないですか」と言う
それはあながち間違ってはないけど
全く見知らぬ人間を家に入れてしまった事は後悔した
「旦那さんじゃ物足りないんすか?マジで興奮しましたよ?素人もののオナニー動画観てるみたいで」
ヘルメットを脱いで髪を整える彼
少し癖毛でウェーブがかかってる
薄っすらとお洒落髭?
気怠そうな振る舞いだけど大人の色気を感じるのは
私だけでしょうか?
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