無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

あの後　流川は
子供たちを自分の車に乗せて
ハンドルを握った時に
確信した。

この車に
三井と子供たちを乗せて　東京のマンションに連れて行くと。

ミラーを使って　子供たちを見たが
子供たちは　話していた。

三井の話やバスケの話が多いかった。
やはり　自分と三井の子供たちなんだなと
流川は思った。




数分後に　子どもたちのいびきが
聞こえ始めた。
流川はサービスエリアに立ち寄り
子供たちにブランケットを掛けて
流川は飲み物を買ってきて
空いてる席に置いた。

流川の車はセダンで
しかも　レクセスだ。

実はあの後　流川と三井が
別れた後　流川は
三井の様子が気になって
一度　三井が住んでいたマンションに
行ったことがあったが

そこには　三井の姿がなく
引っ越ししたあとだった。

だから　流川はさっきまで付き合っていた。
もう　付き合っていた女には未練がなく
未練があるとすれば　三井だけだった。