Lの禁忌 〜taboo〜
第4章 【寵愛、深く】
「二人の記念日だから
任せっぱなしで気持ちよくしてもらうばかりより
私からもしたかったの💕💕💕
まり先生…大好き…
白衣の下の衣裳も眼鏡も最高だよ」
そう言ってとても満足してくれたみたいで良かった
「ねぇ、時々、ナース服着てよ」
私がそう言うと「え〜?」とか言いながら照れてる
眼鏡を外してかおるにも掛けさせる
「似合ってる、かおるは何でも似合うね」
「えへへ、まだキスして良い?」
「良いよ…」
少し離れてたけど、白衣ごと引っ張られ、
かおるの元に
あ……かおるから強引にキスしてきてる
舌も絡んで離さない
その後、お互い着替え合って私はナース、
かおるも女医のコスプレを愉しんで
寝るまでイチャイチャしてました、とさ❤️
最高の4ヶ月記念日になったね
本当、かおるの前だけだからね、こんな事するの…
これからも、誰にも見せた事のない顔…
たくさん見せてあげるね
幸せいっぱい感じた後は時々嵐もやって来る……
最近ね、かおるが可愛過ぎて
ますます綺麗になってきたと思うの
本人はまるっきり自覚がないのね
挙句の果てには
「まりさんがそうさせたんじゃないですか…」
なんて煽ってくるようにもなった
クスッ…と笑って私の頬に触れる
「図々しいですか?また怒って縛られちゃう?」
まるで、そうなる事を望んでいるような顔つき
良いですよ、好きにしても……と言わんばかりの……
やめてよ、かおるの事になったら冷静で居られない
わかってるくせに私を奈落の底に突き落とすの?
飲み会があると言った
女の子ばかりの…
初めて会う子も居るみたいで……
友達の友達、なんて事ない
信じてる……信じてるよ
私以外に興味ないでしょ?
それとも、可愛かったら靡いちゃうの?
歳も近くて、
その子が女の子でも受け入れちゃうような子なら?
もしかして、私を試してる…?
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