
雲外蒼天
第2章 2025年5月
老眼で細かい文字が見えづらい、ピントがなかなか合わないのも悩みの種だ。そのせいで作業が遅れる。
前職はスピードを求められたので、思うように動けない自分に焦りを感じた。
もしかして自分には合っていないのでは……と辞めることまで考えたけど、帰る時に社員さんに呼び止められた。「どう? 仕事続けられそう?」と。
ドキぃ!! え、なんでこのタイミングで……考えてることバレた!?と焦った。
なんか話を聞いてくれそうな感じだったので、正直に物覚えが悪いこと、細かい文字が見えづらいことなど、不安なことを話した。
するとそれは社員さんも同じだと言って共感してくれた。
そういえばここの会社の人たちは、何か仕事を教えるときに自分がやってしまったミスを話してくれる。「こういうミスやっちゃったんですよ〜」って笑って言ってくれるから気をつけようってなるし、同時に社員さんでもミスするんだなって安心する。
前職はスピードを求められたので、思うように動けない自分に焦りを感じた。
もしかして自分には合っていないのでは……と辞めることまで考えたけど、帰る時に社員さんに呼び止められた。「どう? 仕事続けられそう?」と。
ドキぃ!! え、なんでこのタイミングで……考えてることバレた!?と焦った。
なんか話を聞いてくれそうな感じだったので、正直に物覚えが悪いこと、細かい文字が見えづらいことなど、不安なことを話した。
するとそれは社員さんも同じだと言って共感してくれた。
そういえばここの会社の人たちは、何か仕事を教えるときに自分がやってしまったミスを話してくれる。「こういうミスやっちゃったんですよ〜」って笑って言ってくれるから気をつけようってなるし、同時に社員さんでもミスするんだなって安心する。
