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Lovers Game 〜光と影〜

第8章 毒して・・・毒されて

『ぉ・・・おきる・・・から』



『(笑)』



『だから・・・チョットだけ、、待っ・・・』



『❝待って❞・・・禁止(笑)』


『…ぃ』



『今夜・・・あと一回でも待てって言ったら
もう一回・・・意識ぶっ飛ばさせる・・・♪』



『・・・』


廉は硬直した


『フフ・・・ホレ♪』


ヒタ・・・


『‥・・・っ…わ…』


俺はペットボトルの水を廉のその
火照り切ったほっぺたに当てた



・・・グイ


ついでに腕引いて体も起こさせる



『ぁり…がと・・・』


バスタオルが落ちそうなのを押さえながら
廉は器用にペットボトル開けて水を口に含んだ



『ゴク…ゴクン・・・〜フゥ・・・』

水分補給させると俺はおもむろに
ベッドの照明を暗く落とした


ボト・・・っ・・・ゴロゴロ


廉が思わず落としたペットボトルが
床を転がる音が響く


『?!・・・ちょっと…待っ・・・じゃなくて…ぁと』


(笑)

俺の脅しを真正面から受けた廉が口を噤む



ボフ・・・



俺はオレンジ色のライトの光るベットに
廉を押し倒して覆い被さる




『♪・・・お利口にする気があるらしいな?』

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