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Lovers Game 〜光と影〜

第7章 俺に・・・堕ちろ

RRRRRR・・・・~ブッ‥


クソ・・・電話出やがらねえぜ、あの女


ま、もう家の前来てるからいいんだけどな(笑)



ピンポピンポピンポーーーン



『・・・・なんでいるのよ』


『おぅ♪さっさと起きろ~今日休みだろ?』



『うん。。。・・・ハッ・・・・ううん、休みじゃない』


『ウソつくの遅せぇわ(笑)』


ボサボサ頭の廉になんか癒されてる俺?
や、なワケねえだろバカか


『~・・・なんでいるのよ、だから・・
あー、まともに聞くの無駄か・・』


低血圧女子とかってヤツ?
シャキッとせずに(この俺を前に、クソが)
トコトコと部屋に戻ろうとする廉


だから栄養が足りねえんだよテメーは

(※どんな偏見だよ)


『おいコラ(苦笑)待てお前
わざわざ迎えに来てやったってのによ』


『頼んでないし・・・』


『電話でねぇのが悪いんだろ♪』


廉はモゾモゾとスマホを手に目をこする

『ん~・・・あー、❝コレ❞あんた・・・
知らない番号なんか出るわけないじゃん今時』



『あんだとぉ???俺知ってるぜ?』


俺は廉の手にあるスマホの着信履歴に目を落とす


『交換した覚えないし・・・』



クソが(笑)


ま、ヤツの弟の事とかで
俺が連絡したりしただけだからな

が、しかし気に食わねぇぜ♪


『そのまま登録しやがれ♪目の前で』


『・・・ハイハイ…』


眠気に勝てないのか、意外に廉は従順にスマホを操作



で・・・?



ディスプレイには


❝【バカ男】❞



『おい(苦笑)!このクソ女』


『フフン・・・』


べー・・・♪

眠そうに目をこすりながら
廉は俺に舌出して笑うと脱衣室に着替えに行った

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