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Lovers Game 〜光と影〜

第7章 俺に・・・堕ちろ

ガサ…っ・・


『ぁ、あんた…副業とかわけわかんない事言って…
またそんなイカれたこと言いに…?…?…』


廉がいよいよ警戒心を出して
放り投げてた俺の書類をさりげに拾い上げた



『ぁ…あたしに…ば…ば…売春しろって?
いくらあんたでもそこまでイカれてる??!』



『バーカ。そんなもんは〃コトバノアヤ〃ってやつで、俺はちゃんと考えてだなぁ〜』



『副業…?…契約書ぉ?…』



ん?なんか廉のヤツ

書類もって眉毛ぶん曲げてプルプルしてるぜ?



そんなに感激したか?♪


ま、悪い条件じゃねぇだろうからなぁ?


〃Win-Win〃にするのはビジネスマナーの基本だ




『お前なんかおもしれーし♪?
側においとくとたまにピンと思い付く事とかな?』






『ボケ!!カス!〇ね!失せろ!!!』




ファッ・・・?


廉は書類真っ二つにして顔を真っ赤にしてやがった


どーでもいいが…?



『お前の辞書にコンプライアンスてワードはないわけ?』


(笑)




『うっさい!!もううっさい!!ややこしいのよ世の中!悪いものは悪い!むかつくもんはむかつく!!』



ぷっ…ほんとにさぁ

【昔は良かった】とか言うほど
〃時代〃も〃世間〃も知らないけどさ俺


コイツの発する…昔ながらの【シンプルな悪口(悪態)】って…やっぱ笑えるよね。

ついつい反応してウケちゃうんだよね俺は
わかりやすくて、そのままで、、誰にでも通じて

そういう言葉を一々挙げ足とってしまう今の時代って
ほんと言うとものさみしいんだよな



ってか…なんか
それどこじゃなさそうな気配?



『なにブチギレてんだよ変な女だなぁマジで〜』



『ブチギレない人間がいるか!!
はやくっ…っ…帰れ〜〜〜!!!』




タタタタ・・・っ……ドッッス・・・!!




おぅ?!
久々にくらったぜ

ミゾオチキック・・・





『〜〜っあはははは!!!』



確かにそうだよなぁ
なんて…その言葉に同調したくなる


小気味いい・・・変な女


(あ、俺の完璧な提案の何が気に食わないのかは知らねぇけどな)

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