
奥深くナカに注いでください…
第17章 【夏休み、家に入り浸る幼馴染が父とシていた】
「ったく、朝から晩まで居るのかよ」
「良いじゃん、結弦ん家涼しいもん」
「お前ん家にもエアコンあるだろ」
「それより宿題した?見せて見せて」
同じ高校に通う幼馴染の美優
夏休みに入った途端「ヤホ」とか言って朝から
入り浸る
学校ではクラスも違うし全然話さないんだけど
家が近いから長期休暇となればこうしてやって来る
人懐っこいと言えば聞こえは良い
「宿題くらい自分でやってくださーい」
「えーケチ」
「何とでも言え」
「じゃあ、一緒にやろ?」
リビングのテーブルに教科書やらプリントやらを
広げていざ始めてみたものの
隣に移動してきた美優は覗き込んで肩が触れてくるし、いちいち距離が近い
ていうか、今日の服装ヤバくないか?
仮にも俺は男だぞ
キャミソールにシャツは羽織ってくれてるけど
普通に胸の谷間が見えそう
え、そんな胸デカかったっけ?
下もショーパンデニムで生脚出してるし
良い匂いするし、勉強する時にポニーテールするの
反則だろ
「ねぇ、結弦、此処さぁ…」
「え?」
横を向いたらめちゃくちゃ至近距離で心臓が
飛び跳ねた
最悪、胸チラ見て勃起した
ヤバい、キモいとか言われそう
椅子を押してテーブルの下で見えないようにする
ちょうど数式を解いてるところだから脳をフル回転
するんだ
俺は何も見ていない、考えるな、問題を解け
一生懸命耐えながら質問に答えてやり過ごす
「ねぇ、結弦パパは仕事だよね?」
「ん?うん、明日は休みって言ってたけど」
「へぇ〜じゃあ明日も来よっと」
「おい、まさかずっと入り浸る気じゃないだろうな?」
「え〜だって家に1人とかつまんないんだもん」
そういや数年前に美優の親は離婚した
一人っ子だし、最初のうちは気にかけてたけど
明るいし大丈夫かって思ってたんだった
大丈夫じゃない時もあるよな
