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【救護室】

「謝る方は俺です…
あなたを巻き込んでしまい…申し訳ない…」

　レッドは、そう言いながら
樹莉を抱え救護室へ…

　だが、医療関係スタッフが
居るはずだが誰も居ない…

「あの…誰も居ない…ですね…」

　緊張している樹莉の声…

「そうですね…とりあえず…ベッドに座って
早く冷やしましょう…」

　レッドと樹莉の胸の鼓動だけ聞こえ…
救護室は静まり返っていた…

　そして、レッドは冷凍庫から保冷剤を
取り出し…樹莉の足首をアイシング…
タオルで固定をして…

「ベッドで横になって暫く安静に…」

　レッドは樹莉に、そう言うと…

「えっ？
足首を痛めただけなのに大袈裟じゃ…」

　樹莉は、クスッと笑い…そう言うと…