閑な湖畔のモリモ~リ 第3弾
第6章 真実
「だけど、僕はピーターの両親に約束を
したんだよ…未来永劫…独りにしないから」
続けてパンちゃんは…
「だけど、僕に傍に居て欲しくないなら…
今すぐ、この場所から立ち去るよ…
もう二度と逢うことはない…
許して貰おうとも思わない…ごめんね…」
パンちゃんはピーターの頬を撫でて
切なそうに、そう言った…
「ちょっと待ってよ…パンちゃん…
勝手すぎるよ…俺をひとりにしないで…」
ピーターは
パンちゃんから離れると、どうなるの…?
傍に居ると自分は…パンちゃんから
精液を飲み干されて死んじゃうの…?
ピーターの質問責めは止まらなかった…
「それは…お互い…離れ離れになったら
死んじゃう…だけど、僕の傍に居たら…
ピーターも老いる事もないよ…」
と、パンちゃんは答えた…
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