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「あっつッ！！」

　と、ピーターは更に蒸せてしまった…

「あっ、ごめんね…熱かった…？
じゃあ冷ましてあげるね…ふぅー…ふぅ…」

　その青年は紅茶を冷ましていると…

「俺は赤ん坊じゃねぇんだッ！！
ふぅ、ふぅしなくて良いよッ！！」

　と、幼いピーターは顔を真っ赤にさせて
自分で、ふぅ、ふぅ…と紅茶を冷ます

「うふふ…
そうだね…ピーターは赤ん坊じゃないね…」

　と、その青年は顔を微笑ませていた…
続けて、その青年は…

「それより、ピーターは偉いね…
ひとりで店番をして…ご両親は？
誕生日プレゼントは何が欲しい…？」

　と、その青年はピーターに、そう言うと…

「いや…だから、このパン達が
俺の誕生日プレゼント…なんだってば…」

　と、ピーターは泣き出してしまった…