VOICE
第9章 すれ違い…【琥珀】
僕は黒曜くんを起こさないように…
ゆっくり起きる…
とりあえず風呂を沸かす為に
ボタンをポチり…湯船に浸かりたい…
その間に…大量のティシュと
ローションボトルはゴミ箱へ…
そ、それから黒曜くんの…
ベルトとネクタイは…あっ、こんな時に…
また思い出しちゃった…
慌てて股間を押さえつつ…
ディルトを洗いに洗面台へ…
何やってんだよ…僕は…
『テロテロリン…お風呂が沸きました』
早っ!!もう沸いたのッ!?いや、違うっ!!
僕のぎこちない動きと、
ゆっくりペースでの作業…ちょうど良かった
このまま服を脱ぎ…手首に少し痛みが…
見てみると…少し紅くなってる…
洗面台の鏡を見たら…全身に…
琥珀「あっ…キス…マーク…」
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