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約束~リラの花の咲く頃に~ⅢLove is forever

第2章 一人だけの結婚式

 でも、心の中でそっと想うくらいなら、許されるのではないだろうか。そう言い訳しながら、莉彩は白いハンカチを握りしめる。
―莉彩、その髪飾り、よく似合っているぞ。
 劉尚宮に

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