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君と優しさはずるい

第8章 検査入院


星菜が眠ってから1回玲が解熱剤の点滴をもって検査の時間を伝えに来た

3時から星菜の大腸カメラと組織検査があるらしい


玲が星菜の腕に点滴の針を刺したが星菜はビクともせず眠っていた

その後もずっと眠って、そろそろ検査が始まるかなぐらいの時間に看護師さんが呼びに来てそのまま星菜を起こした

「星菜ちゃ〜ん、そろそろ検査の時間だから起きるよ〜」

星菜は眠そうな目を開けた

「おはよ〜、星菜ちゃんの担当看護師の清水です!点滴終わってるみたいだから抜いちゃおうね」

清水さんは手際よく点滴を外して星菜を検査室に連れて行こうとした

星菜は1回起き上がったが、やっぱり行きたくなくなったのかまたベットに横になった

「星菜ちゃん?どうしたの?」

清水さんが心配してこちらへ来た

「清水さん、大丈夫ですよ、俺が星菜を連れて行くので。検査室は何番でしょうか?」

「えっと2番です!、すみませんありがとうございます」

清水さんは忙しいのか会釈するとすぐに部屋から出ていった

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