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10年後の君へ

第7章 同居生活

ピーンポーン…

「引っ越しセンターで~す!!
お荷物どちらの部屋に置きましょうか~?」

鳴海
「あんのヤロー…しょうがねぇ…じゃあ
2階の一番手前の部屋に置いてくれ…」

「はい、了解しましたッッ!!」

蒼真
「あの…もし岳さんから聞いてないなら
僕、マンガ喫茶にでも泊まりますけど…」

鳴海
「…別に、そんな所に泊まらなくても
2階の一番手前の部屋に寝たら?
あと風呂、トイレ、洗面所の場所、
教えるから付いてきて…」

蒼真
「はいっ!!」

鳴海から一通りの場所を案内して貰い…
ホッとしたのか…睡眠不足に緊張の糸も
解れ…廊下を歩きながら…
意識が遠退いて行く…

鳴海さんが俺に何かを話しかけてるようだが…良く聞こえない…ヤバッ…もう、無理…

蒼真はドサッと前のめりに倒れ込むが…鳴海に支えられる形なり蒼真は意識を手放した…

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